梅毒

  • 病状について: 梅毒菌(スピロヘータ)というばい菌が、尿道・性器に住み着いたことにより起きます。最近増加傾向にある性感染症です。感染後1週間-3か月で感染部位にしこりや潰瘍・発疹ができることが多いのですが、初期症状がみられずに全身に広がっていくこともあります。放置すると、体中のリンパ節が腫れたり、皮膚や筋肉にしこりができたり、脳・神経を侵されたりすることがあります。(現在では稀ですが)
  • 原因について: 主に性的接触によって喉や性器から感染しますが、稀に共同浴場・共同トイレなどで感染することもあります。
  • 検査について: 多彩な症状を示すため、病変を観察し疑わしい場合は血液検査で確定します。
  • 治療について: 現在日本ではベンザペニシリンGという特効薬が使えないため、お薬を4週間以上服用して治療します。
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